食事療法 〜美容に必要な食事 食物繊維〜
今回も美容、美肌に必要な食事 編です。
前回もチラッと書きましたが、
食物繊維 について、
もう少し詳しく紹介します!
皮膚、肌は内蔵の鏡とも言われ、
目に見えない体の中の調子が表れます。
特に便秘は美容の大敵です。
そこで、食事で腸内環境を改善し、
まさに体の中からキレイを目指しましょう。
腸内環境改善に必要な栄養素の一つが
「食物繊維」
です。
人の消化酵素で消化されない難消化性多糖類で、
野菜に多く含まれます。
インシュリンの分泌を抑制する働きがある為、
糖尿病の方等はお医者様とよく相談の上、
摂取してください。
インシュリンは糖を脂肪にかえる働きがあり、
血糖値を下げる為に必要です。
しかしダイエットを目的にした場合、
脂肪の分解を妨げる為、適しません。
ダイエットに効果が見込めます。
食物繊維は大きく二つに分類できます。
①水溶性食物繊維
小腸の栄養素吸収をゆるやかにします。
胆汁酸を吸着・減少・生産します。
体内コレステロールを減らします。
ゲルが糖分を包み込む効果があります。
整腸効果が期待出来ます。
供給源:
ペクチン(熟した果実)
グルコマンナン(コンニャク)
海藻多糖類(アルギン酸、寒天、フコイダン)
イスリン(菊イモ)
②不溶性食物繊維
高吸水力で便のカサを増やし、
排便を促進します。
体内の有害物質等を吸着し体外へ排出します。
ナトリウムを排出します。
供給源:
セルロース(野菜、穀類、小麦、ふすま)
リグナン(ココア、豆類、小麦、ふすま)
キチン(エビやカニの殻、キノコ)
グルカン(キノコ類)
※グルカンの中でも、
αグルカン、βグルカン、BDグルカンには、
免疫力増強、抗腫瘍作用があります。
推奨量(日):10g/1000kcal
水分補給が必要。
ミネラルや脂溶性ビタミンとは時間をずらす。
また植物性と動物性の観点からだと、
以下に分類できます。
①植物性
・アラビノキシラン:
ヘミセルロースの主成分。
キシラン、アラビノースという単糖が結合したもの。
→キシラン:キシリトール、キシリオリゴ糖を生成
→アラビノース:スクラーゼ(※)の吸収を阻害
・フコイダン:
胃粘膜の保護修復、
血中コレステロール値や中性脂肪の抑制、
抗菌、抗酸化作用、MK細胞の活性化、
細胞アポトーシスの誘発
供給源:もずく、昆布、ひじき等に含まれる。
推奨量(日) 1000mgぐらいが目安。
・リグニン:
抗がん、抗ウィルス作用。
②動物性
・キチン/キトサン:
分子の立体構造や酵素反応に重要なアミノ基。
コレステロール値の低下、脂肪吸収を防ぐ。
ビフィズス菌の増殖を促進。
以上です。
今回は美容に良いというテーマですが、
美容は健康の上に成り立つものです。
健康上も食物繊維は重要な栄養素で、
第6の栄養素と言われてます。
それでは今回はこのへんで…(^人^)
(※)スクラーゼ:砂糖を分解する酵素
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